約5人に1人が65歳以上という現在の日本では、実に8割を超える人が病院で臨終を迎えている。身体が元気なうちは「人生の最後は自宅で過ごしたい」と望んでいた人も、末期がんや重い心臓病を患って入院をすると、自宅療養で不自由な生活を強いられる不安感や家族への遠慮などから、全体の約5割もの人が病院での最後を希望するようになるようです。

病院で臨終を迎える人が8割を超える背景には、死亡原因の上位4位までが、ガンや心疾患といった病気で占めており、その死亡者数は全死亡者数の約60%を超えていることが起因しています!一方で老衰で亡くなられた死亡者数は、全死亡者数の約5%(全死亡原因の中で第5位)となっており、その方々は自宅もしくは施設でご臨終を迎えられる場合がほとんど!

現在の日本では、病院や自宅又は施設のどちらかで最終的に息を引き取りますが、病院と自宅とでは看取り方や死亡後の処置の仕方が違ってきます!

自宅で息を引き取られた場合は特に注意が必要で、生前と同じだと考えて医師の死亡確認を待たずに、遺体に触れたり動かしてしまうと、警察署で一晩過ごしてしまう場合もあるので気をつけることです。

病院で亡くなった場合の看取り方

病院では危篤を告げられ息を引き取った後に、医師が心臓や呼吸の停止の確認や、動向が開いているのを見極めたうえで死亡判定を下します。

医師が死亡確認をした後、息を引き取った遺体と同席した家族を残し退席するので、この時に家族は最後のお別れを行なう。

しばらくすると看護師が家族に声を掛け、身体に接続されている点滴の管や呼吸器・モニターなどを外し、ベッド周辺を整理した後に、エンゼルケア(死後の処置)をおこない全ての処置を終えてから病室から搬出し霊
安室または搬送先へ移動される。

ご臨終→医師の死亡確認→お別れの時間→エンゼルケア(看護士)

→病室から搬出→後片付け及び退院の手続き→死亡診断書の受け取り

→ご遺体を搬送先へ移動→葬儀の準備

既に遺体の搬送先が決まっている場合は葬儀社に連絡して移動してもらいます。反対にまだ搬送先が決まってない場合は、病院の霊安室に一時的に安置してから、お葬式を依頼する葬儀社や搬送先を決める手続きを行って下さい!!

死亡診断書の受け取りや入院費の支払い等、退院の手続きをする。

遺体が病室から搬出されると、室内にある私物を整理して忘れ物がないように片付けをします。

お葬式を依頼する葬儀社や搬送先が決まると退院の員の手続きを行ない支払いを行ないますが、遺族の事情を考慮して、後日あらためて支払いに訪れることを認める場合がほとんどなので、お金が無いからといって慌てる必要はありません!

それと、退院時には必ず「死亡診断書」を受け取ってから帰ること! 死亡診断書が無いと火葬や遺骨の埋葬が行えないので、もらい忘れのないよう注意すること!!

自宅で亡くなった場合の看取り方

病院ではなく、自宅で息を引き取る場合は大きく分けて、次の2つのケースに分かれます。

ケース1:自宅で看取ることを前提として療養している場合。

ケース2:前触れもなく、危篤の陥った場合。

まず、1つ目のケースの場合、本人の容態が急変したらすぐに主治医に連絡を取り、自宅へ来てもらいます。夜遅い場合や休診日等で担当医が捕まらない場合は、救急へ連絡を取って下さい!

この時に注意して欲しいのが、医師が駆けつけるまではご遺体に触れたり移動してはいけません!医師が死亡確認を行う前に遺体を移動してしまうと、あらぬ疑いを掛けられて警察署で一晩過ごしてしまう場合もあるので気をつけること!

自宅で死亡確認がされた後のエンゼルケア(死後の処置)は、医師に同行した看護師が行う場合と、お葬式を担当する葬儀社の社員が行う場合があります。『もしも』の時に慌てない為には、事前にエンゼルケアについても医師や葬儀社のスタッフに確認しておくとよいでしょう!

容態急変又は臨終→医師へ連絡→医師の死亡確認

→死亡診断書の受け取り→お別れの時間

→エンゼルケア(看護士又は葬儀社の社員)→葬儀の準備

一方、2つ目のケースの場合は、脳卒中や心筋梗塞を起こして意識不明になっている可能性があるので急いで掛かり付けの病院へ連れて行くか、救急車を手配して一刻も早く病院で医師の診察を受けるようにすること!

ひと昔前は、脳卒中や心筋梗塞の発作が起きた患者を動かしてはいけないと言われていましたが、現在では病院で治療を行うのが早ければ早いほど死亡を防いだり、後遺症が軽くて済むことがわかっています。

いきなり倒れるのを見て、ビックリして慌ててしまうのは無理もありませんが、大切な家族の生命に関わることなので、すぐに病院へ駆けつけるか、救急車を呼ぶようにして下さい!

発作又は危篤→車または救急車で病院へ

→治療及び処置→入院

→状況次第では病院での看取り方へ

エンゼルケアとは:

ご臨終を迎えた遺体に死後の処置を施す事をエンゼルケアと呼んでいます。ご遺体の鼻や口に綿を詰めたり、髭をそり、髪の毛を揃えるなど、身なりを整えたり、死装束の準備や着替えを家族に代わり行います。

尚、エンゼルケアは健康保険は適用されないので自費(相場は5千円から1万円ほど)で行うことになります。

Q:病院から紹介された葬儀社に必ずお葬式を頼まないといけないの?

A:生前にお葬式についてご家族で話し合う機会を持たなかった場合、危篤やご臨終でお葬式を行わなければならない時に病院から紹介される葬儀社に頼むケースは多いようです。

ただ、病院から紹介される葬儀社は一般的な葬儀費用より2割から3割増しである場合がほとんどです。彼等も仕事なので、亡くなられたことを知ると霊安室であろうが遺体を搬送する寝台車の中であろうが、葬儀の段取りをしようと迫ってきます。

大切な家族が亡くなった事で、頭がパニックになるのは仕方ありませんが、遺体を搬送してくれる葬儀社には、搬送費と遺体を冷やすドライアイス代だけを支払って、葬式については家族や親族と話し合ってから連絡する旨を伝えるようにすること!

後で後悔しないためにも、遺体の搬送とお葬式の依頼は別と割りきって、他の葬儀社との比較検討をする時間を作り家族と相談して納得のいくお葬式を選択するようにして下さい!

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