1970年以前は自宅で亡くなるケースが多かったようですが、平均死亡年齢の上昇に伴い、現在では約8割の人が病院で亡くなっています。その一方で、多くの病院では遺体を安置しておく霊安室を利用できる時間は限られています。

大切な人を看取ったあと、始めにやらなければいけない事は、葬式の依頼先を探す事ではなく、遺体の搬送先を決めるのを優先して下さい!

遺体の搬送する葬儀社とお葬式を依頼する葬儀社は別でも構いません!

 前からお葬式を依頼する葬儀社を決めて、搬送先を指定している場合は別ですが、生前にお葬式を決められてない場合や不慮の事故で亡くなられた場合などは、遺体の搬送先も決まっていないことがほとんどではないでしょうか?

急な出来事で気が動転し、パニックになるのは仕方ありませんが、まずは病院からどこに遺体を搬送するかを、家族と話し合って決め、遺体の搬送と安置のみを葬儀社へ依頼すること!

取り急ぎ搬送先の手配を優先して、お葬式の依頼はその後でOK!

公正取引委員会が2005年に実施した葬儀サービスの取引実態の調査では、家族が亡くなった後に葬儀社を決めた人は、全体の56%と過半数を占めることが分っています。

気をつけて下さい!葬儀費用やサービスについて、キチンと検討せずに葬儀社を選んだ結果、葬儀を終えてから、金額が高い・サービスが悪いなどの苦情を訴えるケースが増えているようです。

「面倒だから」とか「任せたらなんとかなる」といった葬儀社頼みの考えで依頼先を選ぶと、あとで必ず後悔しますよ!高いお金払うんだから、最低でも2社以上から見積もりを取り寄せて比較検討すること!

病院提携の葬儀社が持つ安置施設を使う場合の注意点

搬送を請け負った病院提携の葬儀社に安置施設がある場合はそこを利用できますが、その場合は別の葬儀社にお葬式を依頼する事が難しくなるので、十分検討してから決めて下さい!

病院の霊安室不足を解消する遺体専用ホテルの出現!

近年「自宅に遺体を安置したくない」・「家を処分して施設に入所したので帰る場所がない」とのニーズに応えるように、東京・横浜など都市部を中心に、遺族が葬儀社を決めるまでの間、病院から搬送された遺体を預かる『遺体専用ホテル』が登場している。

値段も一泊7,000円程度で延泊可となっていて、金額的にもリーズナブルなので利用者が増加傾向だとか。搬送先を決めれずにいるなら、このような一時安置施設を利用して、その間に予算や都合にあった葬儀社を選んでは如何でしょう? 

また、斎場でも火葬場でもないので、葬儀社のしつこい押し売りも無し!急かされることなく、見積もりを取り寄せ比較検討することも可能、『遺体専用ホテル』は遺族側にメリットの多いサービスだと思います。

遺体の安置後は冷却と保湿を忘れないように

ご遺体の安置は、搬送を依頼した葬儀社がひと通り手配をしてくれるので、全て任せてしまうこと。その際は、家の宗派(仏式・神式・キリスト教式)を伝えておくとマナーや作法について細かく指示をしてくれます。

ただ、葬儀社のスタッフは遺体の安置を終えてると帰ってしまうので、そのあとの遺体の看護は家族が行うことになります。

愛する家族へ施す冷却と保湿はこれまでの感謝を込めて・・・

冬場であれば温度や湿度をあまり気にしなくても、遺体が痛むことはありませんが、気温の上昇する夏場にはそうはいきません!ドライアイスを使った冷却と保湿クリームを薄く塗って、遺体の損傷を防ぐことを忘れずに行うこと!

室温調整とドライアイスの管理はしっかりと行うこと!

季節にもよりますが、遺体は弱く傷つきやすいものです。そのため、腐敗を防ぐには室温調整とドライアイスによる冷却が欠かせません!

冷却措置は、搬送を担当した葬儀社のスタッフが、ドライアイス処置を行なってくれますが、時間が経つに連れてドライアイスも気化するので、様子をみてドライアイス追加の手配をおこなうこと!

尚、ドライアイスは通常10キロで約1日冷却が続きます。遺体の大きさや季節によっては、量が増える場合もあります。搬送を担当した葬儀社のスタッフにお願いすれば、葬儀が決まるまで一日置きに交換しに来てくれます。

※1回あたりのドライアイス処置にかかる費用は5,000円~10,000円を請求する葬儀社が多い!

ドライアイスを使うときは室内換気を忘れずに

ドライアイスから発生する二酸化炭素は体に有害な成分です。長時間吸い続けると、急性中毒を起こして死に至る場合もあるので、ドライアイス処置を施した遺体を置いてある部屋で眠るのは絶対に避けること!

遺体の水分蒸発を防ぐため保湿クリームを塗るのを忘れないで

遺体に化粧を施すエンゼルメイクをおこなう病院が増えていますが、時間の経過とともにメイクを施した場所によっては、水分が失われ肌がガサガサとして、見た目が酷くなる事があります。

最後まで生前と変わらぬ姿でとお想いなら、エンゼルメイクを施した箇所を中心に、保湿クリームを薄くぬり、水分の蒸発を最小限に抑えてあげて下さい!

死後24時間は火葬は出来ません!

日本では法律により死後24時間以内の火葬は禁止されています。なので、病院から火葬場へ搬送したとしても時間によっては翌日まで待つことになります。

その際、遺体安置所を確保するか一旦自宅へ戻るかを選択しなければいけません!ただ、病院と提携している葬儀社の中には、詳しい事を知らせずに、搬送料やドライアイス処置費を稼ごうと、遺族の言われるまま行動する悪質な業者もいるので気をつけること!

Q:病院と提携してる葬儀社以外に葬式を頼むときはどうやって探すの?

A:出来ることなら事前に葬儀社を決めておくことが無難な方法ですが、不慮の事故で亡くなっ場合や葬儀社を決める前に亡くなってしまった場合は、取り急ぎ親戚や友人など、以前葬儀を行なった事のある身近な人に話しを聞いてみること!

ただ、親戚が別の県に住んでいたり、親しい友人に聞いても曖昧な意見しか返ってこない場合は、インターネットの葬儀社紹介サイトで複数の葬儀社から見積もりを取り寄せたり、タウンページや新聞の広告欄を調べて問い合わせてみるなどの方法があります。

当サイトでも、葬儀社選びのポイント葬儀業態のメリット・デメリットについて紹介しているのでよろしければ参考にしてみて下さい!

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