キリスト教の葬式は、カトリックやプロテスタントなど教派によって儀式のスタイルが若干異なってくる。

葬儀は主に教会で行なうことが多く、神父または牧師が祈りを捧げ、その間に参列者が献花するのが一般的な流れ・・・

また、キリスト教では、全ての生き物は神の所有物とされ、亡くなった人の魂は御許(神様のそば)へ帰るという考え方が根底にあります。神父または牧師が祈りをささげるのは、故人が御許(神のもと)へ召されるようにという願いが込められているのですね!

キリスト教では清めの儀式や玄関に忌中札を出すことはしない

仏式と違い、死を穢(けが)れとみなさないので、塩で悪い霊を払い落とす清めの儀式や亡くなった事を知らせる忌中札を玄関や家の外に出すことはありません!またお花を供えることはあっても、食べ物やお酒を供える供物をすることは出来ないので注意すること!

ほとんどのキリスト教葬儀は教会で行われます。葬儀に参列できるのは家族もしくは信者のみで信者以外の参列は要相談となっている教会が多い。遺族の服装は、洋服や和服どちらでもかまいませんが喪服が基本!

また、神父や牧師にもよりますが場合によっては献花をしなかったり、反対に焼香をおこなうところもあるので、分からなければ事前に確認してみること!

尚、仏教で香典にあたる「お礼」の表書きには「献金」及び「御ミサ料」と書いて白い封筒にお金を包みます。それと、市販されている袋を使用する場合は、蓮の花の絵がついた封筒は仏教用でマナー違反となるので使用しないで下さい!

カトリックとプロテスタントでは葬儀の進め方が異ります

キリスト教の葬式の一般的な流れは納棺式→出棺式→通夜の集い→葬儀と進めていきますが、出棺式を終えるとカトリックとプロテスタントでは葬儀の進め方が異なってくる。

カトリックでは、教義や儀式を重視する傾向がつよい、通夜の集い→葬儀ミサと進み言葉の典礼や感謝の典礼をおこない故人に別れを告げ、献香・献花をしてから告別と葬送をします、最後は遺族のあいさつで葬儀を終える。

プロテスタントでは、前夜式→葬儀式と進み聖書による祈りを行なってからオルガン演奏・賛美歌斉唱を行ない、最後は献花もしくは喪主のあいさつで葬儀を終えることがほとんど!

キリスト教の葬儀は、仏教の葬儀のような初七日法要や忌明け(四十九日)法要といった儀式は存在しないので、残された家族が故人の死の悲しみを癒やすことが出来るまで、仏教でいう喪中は続きます!

その為、欧米では愛する人との別れから立ち直れない家族の為に、心のケアをして社会復帰を専門にサポートするグリーフケアという取り組みが広く浸透しています。

キリスト教の通夜や葬儀に出てくるQ&A

以下は、キリスト教の通夜や葬儀に出てくる疑問をQ&Aで紹介しているので参考にして下さい

Q:葬式に必要な喪服は仏教の葬式と同じで良いの

A:基本的には仏教の葬式と同じでかまいません、信者や黒のフロントベール付きの帽子をかぶることがありますがない場合は用意しなくても大丈夫です。

最近は喪服を着るというよりもブラックスーツや地味な色のワンピース・パンツスーツといった略礼装を着るケースが増えています。

Q:両親が信者でなくてもキリスト教で葬式は出来るの?

A:基本的には亡くなられた本人の宗教を優先することが好ましいでしょう!

葬儀を行う家族がキリスト教で故人が仏教であるばあいお墓が菩提寺(墓を管理してるお寺)にある場合、住職と相談もせずに別の宗派で葬儀を進めてしまうとお墓に入れないことも考えらえます。

それと、キリスト教の葬式は信者でないと出来ない場合が多いようです。まずはお墓の所在地確認と神父や牧師に葬式の相談をしてみること!