近頃は葬儀や告別式の後に宗教者へ直接お布施(御布施)を手渡す遺族が増えつつありますが、本来は葬儀を終えた翌日もしくは日の浅いうちに寺社や教会へ遺族が訪問して、お礼のあいさつをしながらお布施を渡すのが礼儀とされています。

宗教者へのお礼のあいさつは、遅くても2~3日以内に・・・!

すでにお布施を渡した場合でも、葬儀を執り行なったお寺や神社および教会へ出向きお礼をするのを忘れずに、お礼に出向くのに時間を置くとかえって行きづらくなるので葬儀を終えてから2~3日以内に済ませてしまうとよいでしょう。

なお、寺社や教会によっては宗教者へ直接お礼をするのではなく、お礼をまとめて包むケースも見受けられます。何人もの宗教者を抱える大きな寺社や教会へ葬儀を依頼する時は、前もってお礼の金額を伺っておくこと!

【注意】お礼に包む現金を直接手渡すのは失礼な行為にあたる!

金銭を渡すときは現金を直接手渡すのではなく、表書きをした封筒にお金を包んで渡します。表書きは仏教であれば「御布施もしくはお布施」、神道では「御神饌料、お御玉串料もしくは御礼」、キリスト教では、「御花料、献金もしくは御礼」と書くとよい!

葬儀のお礼袋の表書き(例)

また、宗教者へお礼をするときの服装は礼服(男性であればブラックスーツ、女性であれば黒のワンピースやパンツスーツ)で訪問するのが礼儀です。

世話役や近所へお礼のあいさつも忘れずに行って下さい!

葬儀後は緊張感が取れ一気に疲れが出てくると思いますが、できれば葬儀から数日以内か遅くても初七日(亡くなった日から数えて7日目)迄に、故人がお世話になった人や近所で付き合いが深い人の家に伺いお礼をして感謝の気持ちを伝えましょう!

のし紙、志

その他にも、世話役や進んでお手伝いしてくれた近所の人へお礼を兼ねてあいさつ回りに伺うのも忘れないで、品物を渡すのであれば黒白の水糸をかけ「志」の文字を表に書いたのし紙を貼り付けます。

のし紙(志)

また、故人が在職中であれば、職場へお礼のあいさつに伺ったときに、故人の持ち物や事務手続きの有無について話を聞き、必要な書類があれば準備して手続きを行って下さい!