通常であれば葬儀を終えて一週間ほどで葬儀社から請求書が届くので、見積書との照らし合わせを行い、不明な点があれば葬儀担当者に問い合わせをすること!

予想より会葬者が多かったので会葬礼状や返礼品および通夜ぶるまい・精進料理などの酒食を追加注文したのであれば、なおさら確認を忘れずに!

日本消費者協会が「支払い金額と見積もり金額の差」について行った調査では、全体の72.6%の回答者が「見積りどおりだった」または「ほとんど同じだった」と答える一方、約9.7%の回答者が」「見積もり金額より多かった」と答えている!

また、多かったと答えた回答者の意見には「少人数でやる予定だったが、人が多くきた」、「3割程度、見積書にないものを追加している」、「2割程度多い、葬儀社のいうまま。」、「2割程度増し、追加分予想外に高かった」、「2割増えた、ちょっとした変更だったが増額になるとは思わなかった」などと述べています。

葬儀費用、請求額と見積り金額の差

葬祭業は根拠の無いサービスに付加価値をつけて商売をしていることを考えると、「このお客様なら少しぐらい水増ししても大丈夫だろう」と葬儀担当者に目をつけられた結果、高額な葬儀代金を支払ってしまうことも十分考えられる!

業者のボッタクリに合わない為にも請求書の中身はしっかり確認して!

遺族は葬儀後も解約の手続きや身辺整理など、慌しく時間に余裕がないと思いますが、実際に葬儀にかかった費用がどれぐらいだったのか、見積書と請求書を照らし合わせたり、見積り後に追加注文した物品やサービスの料金確認を行ってから支払うようにすること!

ちなみに一般的な葬儀の内訳は以下に示すもサービスが主な内容となっている

①:葬儀の基本プランに含まれる必要最低限のサービスは12項目
祭壇、棺、納棺用品、枕飾り、白木位牌、中陰後飾り、受付用品、受付設備、案内看板、線香、ロウソク、人的サービス等
※多くの葬儀社ではプランによって祭壇や棺のランクがあります。
②:追加オプション
テント、貸し布団、ドライアイス、遺影写真、返礼品、会葬礼状、料理、、飲み物、供物、供花、生花装飾、式場内設備、警備員、ビデオ撮影、司会担当者、寝台車、霊柩車、送迎車両、新聞やインターネットを利用した訃報広告、貸衣装、香典返し品等
※基本プランに含まれない追加オプションは費用を高めに設定している業者がほとんど!

葬儀費の支払いは現金の他にカード払いを扱う業者も・・・

以前であれば支払方法は現金払いで、葬儀担当者に集金に来てもらうか、もしくは銀行振込み(手数料は葬儀社持ち)が一般的だったようですが、最近ではカード払いを扱う業者も増えている。

なお、期日までに葬儀費用の都合がつかないときは前もって葬儀社と相談してみること!また、死亡保険や終身保険を葬儀費用に充てるのであればその旨を話しておくとよいでしょう!

話し合いをして葬儀費用を負担する人は決めておく!

葬儀後に問題となるのが金銭関係!これは相続に限らず葬儀費用の支払いについてもいえることです。

以前であれば家督を継ぐ長男もしくは、故人の妻または夫が葬儀費用を工面するのが当然といった節があったようですが、現在はそのような考え方はなくなってきている

法律でも葬儀費用を支払う人に制約はなく、誰が支払ってもよいことになっています。ですが、保険や積立もしくは相続財産で支払うことが出来る人以外は、高額な葬儀費用を家族や親族で分担して支払うことがほとんど!

ただ、負担する費用については事前に相談をしても実際支払うとなると、お金を出さなかったりする家族や親族もいて葬儀費用で揉めて兄弟や親族との関係が冷え込んでしまったとうケースも実際に起きている

なので、近ごろは両親や自分の葬儀費用について死亡保険や終身保険でまかなう考え方が広がりつつあるようです。

それと、葬儀費用を相続財産で支払うのであれば、葬儀の支出や収支を他の法定相続人に説明できる書類を用意しておく必要があるので領収書やレシート等は捨てずに保管しておくこと!