本来、仏壇は宗教信仰の対象として本尊を祀るものといった役割がある一方、故人の位牌を安置して線香を上げたり食事を供えたりと供養を行う場でもあります。

自宅で供養を考えているのであれば、葬儀を済ませ本位牌の手配と一緒に仏壇を準備する必要があります。

住んでいる家の造りにもよりますが、仏壇を置く場所「仏間」が家の中にあれば仏間の高さや幅および奥行きを計り、仏具店で仏間に収まる仏壇を探すとよいでしょう!

仏間

ただ、住んでいる家の中に仏間がなければ、家族が集まる部屋か落ち着いて礼拝できる場所に置くとよい。また、仏壇の設置する向きは北を向けなければどの方向でもよいとされていますが、通常は西向きに拝むことがほとんどなので仏壇の向きを東に向ける人が多い。

仏壇は直射日光の当たる場所や湿気の多いところだと、材質が傷みやすいので設置場所を選ぶときは注意すること!

仏壇は忌明け法要(命日から数えて四十九日以内)までに購入すること

なお、仏壇の購入は家族や親族が集まる忌明け法要の前までに購入しておき、法要の日に「開眼供養[:仏壇に仏の御霊を入れる儀式]」を行います。

最近の仏壇はデザインやサイズ等の種類が豊富!

仏壇は「金仏壇」「唐木仏壇」「家具調仏壇」等の豊富なデザインやサイズが用意されています。以前は、仏壇といえば40万~70万の価格帯が一般的でしたが、近年の住宅事情に合わせて仏壇の材質やサイズも変わってきており、サイズの小さい上置き型であれば10万円前後で購入できるようです。

なお、仏壇を購入する前に必ず僧侶や仏具店の販売員から、大きさやデザインおよび設置場所等のアドバイスを受けてから購入すると間違えはありません!

選ぶときの基準は決まっていませんが、しいて言えば1:家の中に置いて違和感がないか、2:手を合わせたときに目線低すぎないか、3:大きすぎないか、といった点に注目して選ぶのもよいでしょう。

仏壇と一緒に仏具や本尊および本位牌も揃えるとよい!

仏壇を購入するときは、一緒に香炉・花立・燭台といった仏具と、中央に安置する本尊および本位牌を購入します!価格は安ければ2万円台、高価なものだと100万円以上する物もあるので、インターネットで画像を見て購入するよりも実店舗へ出向き実際に目で見てから選ぶように!

金仏壇
金仏壇
伝統工芸手法で作られた仏壇。漆をベースに金箔や金粉を施し豪華な造りが特徴です。
唐木仏壇
唐木仏壇
黒檀木や紫檀木など硬い木材で作られた仏壇。木目を活かし磨き上げることで輝きが増すのが特徴です。安価なものは「黒檀調」もしくは「紫檀調」と呼ばれ印刷した木目を貼りあわせたものが多い
家具調仏壇
家具調仏壇
インテリアに調和したデザイン性の高い仏壇。洋間やリビングに置いても部屋の雰囲気を失うことがないので若い世代に人気がある。
上置き家具調仏壇
上置型家具調仏壇
現在もっとも主流となっている仏壇。家具の上に置いても違和感のない家具調の造りが特徴。安価な値段で購入でき、置き場所を確保できない人が選ぶことが多い