墓石はお墓を建てるうえで欠かせません!ただ、墓石を見てもどれを選んだら良いのか素人目線では分かりにくいのが現状ではないでしょうか?

「パッと見て何処が違うのか分からない」のに何百万単位で価格の幅がある墓石の価格ですが・・・実は石の種類や品質、大きさやデザイン、加工費などで価格が違ってきます。また、同じ墓石でも購入した店によって価格が違うのは、仕入れをした石材店が経費を上乗せしているからです。

現在、墓石の材料として使われている石の多くは御影石が主流ですが、その8割は中国産が占めている!

これには、人件費の安い中国で職人を雇い加工することで、国内産の半額程度で石材を手に入れることができるため、国内の墓石産業は安価で良質な石をまとめて仕入れて販売するといった事情があります。

とはいっても、石の選び方次第で価格に幅がでるのは変わりありません!希少性の高い庵治石でお墓を建てるとなると安く見積もっても一千万はくだらないでしょう!

後悔しないためにも墓石を選ぶときは、「見る」「比べる」「話し合う」の3つに重点をおくこと!また、価格の安さ?、デザイン?、石の強度?、石の種類?・・・etcなど、求める墓石について優先順位を決めて選ぶようにすると希望に見合う石材を見つけやすくなります。

高温で湿気の多い日本では吸水率が低く硬い石材を選ぶとよい

子や孫が入ることを想定して建てる「家墓」以外にもお一人様専用の「個人墓」または夫婦だけが入る「夫婦墓」などお墓を建てるときにもさまざまな建て方があります。

お墓は建てればそれでおしまいではなく、最低でも三十三回忌(仏教)や五十回忌(神道)を迎えるまでは家族もしくはお墓の運営者が管理を行います。建てたお墓が数年も経たないうちに欠けたり、石と石との繋ぎ目がずれて傾いてしまっては困ります。

そうならない為にも、墓石を選ぶときは墓地や石材店に足を運び実際に建ててあるお墓を見て回ること!墓石の良し悪しを決めつけることはできませんが、墓石は年数が経つと錆びたり欠けることもある。同じ墓石で建てたお墓を年代別に見比べていくうちに、どんな石がどう変化するのか見分けることができるようになるはずです。

墓石に使う石材は、高温で湿気の多い日本の気候条件に見合った吸水率が低く硬い御影石が好んで使われる!また、雨が多い、寒暖の差が激しい、海に近いなど、気候条件に合わせるためその土地で採れた石材を使うケースも。。。。

色や光沢など、見た目の美しさも墓石を選ぶ基準のひとつですが、できれば年数が経っても欠けたり崩れたりしにくい耐久性の高い石材を選ぶようにして下さい!

どの石材を使う?国内産?輸入産?どちらも品質的に差はありません!

江戸時代のように交通手段が発達していなかった頃は遠くから墓石を運ぶことが困難だったため、その土地で産出される石材を使うのが一般的でした。東日本では黒いお墓、西日本では白いお墓が多いのはそのような事情からです。

一方、安くて質の良い墓石を求める消費者が増えた現在は、価格の高い国内産の墓石よりも半値以下で買える中国産やインド産の墓石を扱う石材店が増えている。

ただ、国内産の墓石は、年数が経った時の墓石の状態の評価基準が明確であったり、産地が特定できるのでまだまだ人気が高い。

また、輸入産の石材は、品質は国内産に見劣りしませんが、経年劣化の評価基準が曖昧であったり産地が特定できないとなどのマイナス面もあります。

墓石のツヤや色合いなど・・・やっぱり見た目は気になりますよね?

墓石は色によってイメージがずいぶん違ってきます。白や黒に限らず青、茶色、緑、赤・・・etcなど輸入産の石材が増えたことで様々な色の墓石が登場しています。

伝統的な和型三段墓石では、黒や灰色系の石材が使われる一方、洋形やデザイン墓石では赤や茶色など明るめの石材を組み合わせて使うことが多い!またツヤの有無も建てる人の好みで選択することが可能となっている!

なお、ツヤの有無や色の種類、石目の大きさなどは、実際に建ててあるお墓を見ないことには良し悪しを見分けることが難しいでしょう!

国内産よりも安い輸入品・・・品質が同じなら安いほうを選ぶのが人の性

国内産の石材は産地によって細かくランク分けされており、名の通った石材や、希少性の高い庵治石などはたいへん高価で手に入れることが難しい墓石が多い!

しかし、国内産と同品質の墓石を海外から輸入すると2分の1以下の価格で手に入れることができます。例えば、標準的な棹石の直径が八寸角(24cm)のお墓の平均相場は50万~80万円程度しますが、海外から輸入品だと相場の半額ほどで購入できる!

墓石を選ぶときは、墓石の値段だけを重視するのではなく「石材の種類」「色やツヤ」・「デザイン」・「加工方法」の4つに注目して、複数の石材店から見積もりを取り寄せ比較検討することで条件に合った墓石が見つけやすくなります。

参考:墓石として適している石材の特徴
硬度が硬い(欠けにくい)
吸水性が低い(ひび割れしにくい)
表面に傷やムラがつきにくい
模様が荒くない
磨くとツヤが出るもしくはツヤが消えにくい