お墓の付属品は15種類以上もありひとつひとつの価格も高いので、一気に揃えようとするとその分負担する金額も大きくなる!

お墓に必要な付属品

以前、お墓を建てた人のなかには、他人のお墓を何件も見て回ったり、石材店の営業担当者から話を聞くうちに、アレもコレも揃えなくてはいけないような感覚になってしまい、気がつけば必要のない付属品まで選んだ結果、後日送られてきた請求書の金額を見て背筋が寒くなったという経験をした人もいます。

お墓を建てるときは、始めから全部揃えようとせず、①:墓石、②:塔婆立、③:香炉、④:拝石、⑤:外柵および花立といった最低限必要な付属品のみ揃え、残りの付属品は使い道を知ったうえで必要に応じて付け足していくようにして下さい。

お墓の付属品の種類と用途について

以下は、お墓の付属品の種類と用途について紹介しているので参考にして下さい。

最低限揃えるべき付属品

墓石(石碑)

遺骨を納めるカロート(納骨堂)の上に置く石のことで、棹石、上台、中台、芝台の4つ石で構成されており、伝統的な和型墓石の他に洋型墓石やデザイン墓石などの種類があります。

塔婆立

塔婆立は、法要を行うときに施主や参列者が持参した卒塔婆を立てるもの。また、塔婆立の種類には1本づつ立てるタイプや複数立てるタイプおよび外柵とセットになっているタイプなどがあります。

香炉、香立

線香を供えるためのもので、通常は墓石の一番手前に設置します。香炉は線香を横に寝かせて供えるタイプ、香立は線香を立てて供えるタイプで地方によっては香炉灰を入れて線香を立てるタイプを使う場合もあります。

デザインも豊富で、上部に供え物が置けるものや屋根付きの香炉などがある。

拝石

お墓参りで、墓石に向かって拝む場所に設ける石のことで、外柵とセットでカロート(納骨堂)のフタの役割をしているものが多い!

外柵

外柵は、となりの墓地との境界線をはっきりとさせるための役割を担っている。墓地によってはカロートと一緒に最初に設置するよう指定しているところもあります。

また、芝生墓地や壁型墓地のよう境界線を区切らない墓地では、外柵を設けません!

水鉢

お墓に祀られた人が水を飲む場所、お墓参りの時は、浅く繰り抜かれた凹みを綺麗にして水で満たす。水鉢はお墓の正面、花立と花立の間に設置します。なお、水鉢は花立と一体型のものが多い!

花立

お墓参りの時に、供える花を立てるもので直接石に穴を開けたタイプと陶器や金属で出来た花びんを立てるタイプがあります。

必要に応じて揃えたい付属品

墓誌

墓誌には、お墓に埋葬されている人の戒名、没年月日、俗名、享年などを刻み込んでいきます。子どもや孫がお墓に入ることを前提にお墓を建てるのであれば揃えたい付属品です。なお、個人墓の場合でも故人の業績や記録などを刻むために用いることもあります。

灯龍

お墓に火を灯もす代わりに灯籠を建てます。仏教では、道しるべの為に献灯することが故人の供養になると考えられている。

通常は、お墓の入り口や墓石の横に1基もしくは2基設置します。

つくばい

お墓参りのときに、手を清めるための水を入れる鉢で、手水鉢とも呼ばれる。以前は柄杓を添えて実際に使われていましたが、現在は形式的なものとして設置することが多い!

名刺受け

その名の通り、名刺を受けるもので、お墓参りに来た人の名刺を置きます。門柱とセットになっているタイプや単体のタイプがあります。

物置台

お墓参りに来た人の荷物を置くための台

玉砂利

雑草が生えるのを防止するためにお墓の敷地内に敷き詰めるもの。黒、白、青、赤などの色や粒の大きさにも種類が沢山あります。

植木

敷地内に木を植えるスペースがあれば、ツゲ、イブキ、キャラなどの根が広がらず背が低い常緑樹を植えることで見栄えがよくなります。ただ、定期的に手入れを行い、枝が伸びすぎて隣の敷地に迷惑がかからないよう気をつけないといけません!

なお、墓地によっては木の高さや植木自体を禁止しているところもあるので、植える前に契約書や墓地の規約などに目を通したり、墓地運営者に確認をすることを忘れずに!