自宅に安置された仏壇や仏具は、日頃から手入れをして清潔にするよう心がけること!想像してみてください!室内がクモの巣だらけでカビ臭いニオイが充満してる家に住みたいと思いますか?

仏壇には本尊や故人および先祖の位牌を祀る場所ですよね?ということは、ホトケ様の住み家としての意味合いも含まれているのではないでしょうか・・・

私たちも清潔で手入れの行き届いた部屋に住みたいと願うように、ホトケ様も清潔な場所に住んでもらうために日頃から手入れを欠かさないようにしましょう!

なお、仏壇の掃除をするときは須弥壇に置かれた本尊に合唱し、礼拝を行ってから清掃を始めます。

仏壇の手入れは5つのポイントをしっかりと抑えて・・・

  • 本村や掛け軸の清掃

    羽根ぼうきや太めの筆でほこりを払います。※水やカルキおよびシンナー系を使うときは、変色してしまうおそれがあるので製造元に確認をしてから
  • 仏具類の清掃

    柔らかい布等で、から拭きを行って下さい。飯器・茶湯器・花立などは、内側や底などを丁寧に洗い、乾いた布で水気を拭き取り元の位置に戻します。
  • 金具製品および金具部分の清掃

    定期的にでよいので、金属磨き剤などを用いてツヤ出しを行うと良いでしょう!
  • 漆塗り部分の清掃

    漆塗りの部分は強くこすり過ぎると傷跡として残ってしまうので、できればガーゼのような柔らかい布を用いてから拭きを行って下さい!、
  • 金箔部分の清掃

    手で直接触れると、指紋のあとや汗・皮脂などがついてしまうので、薄いゴム手袋をはめてから、毛バタキなどで誇りを払い落とすと良いでしょう!

意外な業界用語・・・仏壇の修理は「お洗濯」と呼ばれているのですよ!

仏壇の金箔の部分が剥がれ落ちてしまったり、漆塗りの部分がが割れた、添えつけてある金具製品が壊れたなど自分では修理が出来ないトラブルが置きてしまった場合、仏具店に相談して修理を依頼して下さい!

仏壇の修理を業界用語では「お洗濯」といわれ、仏具店に運ばれた仏壇は、全てバラバラに解体されたあと、壊れた部分の修繕や、漆の塗り直し、金箔の押し直しなどの処置を施して購入した時と同じように仕上げていきます。

ただ、お洗濯の費用は仏壇購入費の4割~6割ほどかかるので、事前に見積りを出してもらい予算の範囲内で済むように修繕内容を決定すること!

また、仏壇のお洗濯期間中は、本尊や位牌はお世話になっているお寺に預かってもらうのが最善策ですが、それが出来ないようであれば仏具の一種である、厨子を準備してその中に本尊や位牌を安置します。

なお、仏壇をお洗濯に出すときは「御霊抜き」を行い本尊と位牌を取り出し、お洗濯から戻ってくるときは「開眼法要」を行い本尊と位牌を安置して下さい!

故人の命日やお彼岸・お盆の前・年末年始など特別な日には念入りな掃除を・・・

普段の清掃では取り除けないホコリやゴミは、故人の命日やお彼岸・お盆の前もしくは年末年始などの特別な日に念入りに掃除をするように前もって決めておくとよいでしょう!その際は、壊れている箇所や自分で修理できない箇所をチェックしておき、仏壇を購入しお店へ相談をしてメンテナンスをしてもらうこと!

古くなった仏壇を処分するときは「御霊抜き」をしてから処分を行うこと!

新しく仏壇を買い替える時は、仏具店が古くなった仏壇を引き取るサービスを行っていると思いますが、そのまま処分するのであれば気をつけて欲しい点がいくつかあります。

まず、ご存知かとは思いますが、処分する仏壇には本尊と故人や先祖の位牌が祀られていた場所としての役割を担っていた筈です。出来ることなら、日頃からお世話になっているお寺の住職に「御霊抜き」を依頼して供養を行ったあと、一般の粗大ごみとして処分を行うことが望ましい!

なお、御霊抜きを行った仏壇の処分方法①:仏具店に引き取ってもらう、②:粗大ごみとして処分する、③:菩提寺に引き取ってもらうなどの選択肢があります。それぞれ、処分時には費用が発生するので、事前に見積りを取り寄せて検討することをおすすめします!