極稀にですが、お悔やみへの返礼のあいさつを事務的にこなす遺族に遭遇することがあります。相手の立場に関係なく淡々と「ありがとうございました。」のみを連呼する姿を目の当たりにすると、通夜や葬儀に「参列しなければよかった」などと不謹慎な感情を抱いてしまいます(汗)

人としていけないとは分かっているのですが・・・

ただ、遺族が通夜・葬儀・告別式とパタパタと対応に追われ疲労が溜まっていたとしても、その事を理解してくれる参列者は多くはいません!

ほとんどの参列者は事務的な対応について「参列しなければよかった」などとマイナス感情を持ってしまうことでしょう!!

知っていると思いますが、人間とは見た目で物事を判断する生き物です。テレビなどで好みの芸能人がドラマやバラエティ番組に出ているとついつい見てしまうのに、興味のない芸能人や毛嫌いしている芸能人が出ている番組には見向きもしないといった経験は誰にでもあると思います。

本来、ホトケ様になった故人を供養するために通夜や葬儀・告別式を行ったはずなのに、遺族と参列者のあいだに問題が起きて、深い溝ができてしまっては意味がありませんよね?

そうならない為にも「お悔やみへの返礼」について、どのような対応すれば良いのか考えることは大切なことです。

【返礼時の心得】参列者の立場に応じた対応をとることはあいさつの基本!

通夜や葬儀・告別式には、いろんな立場の人が参列します。故人との間柄を知っているのであれば、生前お世話になったことに対する感謝を述べ、状況に合わせて死亡時の様子や死因について手短に話されるとよいでしょう!

反対に、故人と顔見知り程度であるならば生前お世話になった事に対する感謝のみにとどめ、死因や亡くなった時の状況について詳しく説明しなくてもかまいません!

また、故人と面識がないが、遺族との関係(遺族の職場関係者や友人・知人など)によって通夜や葬儀に参列してくれた人には、心遣いに対して感謝の言葉を述べます。

なお、世話役を立て、遺族に代わって参列者に応対する場合は、お悔やみのお礼を述べた後に「遺族に代わりまして、お礼申しあげます。」とひと言添えて参列者に配慮するよう心がけて下さい!

つらいときは言葉ではなくお辞儀で返礼しても構いません!

遺族のなかには、大切な家族を亡くされた精神的ダメージや通夜・葬儀の準備や参列者への対応などで心身ともに疲れ果ててしまうことも少なくありません!

責任感の強い遺族だと、しっかりしないといけないと思い辛くても言葉を出して応対しようと努めるようですが、無理をしないでお辞儀をするのみに留めてもかまいません!言葉が少なくても参列者は遺族の気持ちをくみとってくれるはずです。

通夜や葬儀・告別式で喪主が参列者のお見送りをするのはNG!

仏教での葬式では、喪主は、足を運んで下さった参列者に、お辞儀やお礼を述べるのはかまいませんが、参列者の立場がどのような場合でも玄関まで見送らないのがしきたりです。

参列者のお見送りは親族もしくは世話役が喪主に代わって行なうようにしましょう!

お悔やみ対する返礼には「お礼・感謝・様子」を手短に伝えます!

  • 弔問へのお礼

    最初に、通夜や葬儀・告別式に参列してくれたことへのお礼を述べます
  • 生前の厚誼への感謝

    次に、故人が生前お世話になった事について、感謝の気持ちを述べます
  • 最期の様子(親しい間柄のみ)

    参列者が故人と親しかった場合は、死因や死亡時の様子・療養中の様子などを手短にお話します。