相続権を持つ子供の権利を引き継ぐ代襲相続とは?

財産を受け継ぐ権利(相続権)を持つ被相続人に子供が死亡した場合、その権利は孫やひ孫が引き継ぐことになります。これを「代襲相続」といい、引き継いだ孫やひ孫を「代襲相続人」といいます。

なお、代襲相続に当てはまるケースは上記以外にも、被相続人の子供が相続欠格や相続人排除によって相続権を失った場合にも、孫やひ孫が権利を引き継ぐことができるようになっている!

また、相続権を持つ被相続人の子供や孫が死亡していたり、相続欠格や相続人排除などにより相続権を失っている場合で、被相続人にひ孫がれば、ひ孫が代襲相続人となり財産を受け継ぐ権利を引き継ぐことになります。

現在の法律では、被相続人の子供や孫・ひ孫などの直系卑属は無限に代襲相続が認められているので、被相続人と血がつながっているのが証明できれば財産を受け継ぐ権利を持つことになります!

なお、財産を受け継ぐ権利(相続権)を破棄する「相続放棄」の手続きをしてしまうと、代襲相続の権利も失ってしまうので、相続人の子供(被相続人からすれば孫やひ孫)も相続権を持つことが出来なくなるので相続放棄をするときは注意して!

  • 被相続人の子供がすでに死亡している場合や相続権を喪失した場合は、孫やひ孫が権利を引き継ぐ!
  • 被相続人の子供・孫・ひ孫などの直系卑属には無限に代襲相続が認めれれている!
  • 相続権を持つ子供が相続放棄を行なうと、子の子(被相続人の孫やひ孫)も代襲相続の権利を失ってしまう!

法定相続人の範囲と順位

被相続人の兄弟姉妹が相続人で、かつ死亡していた場合、その孫やひ孫に権利はあるのか?

被相続人の両親や祖父母が他界していて、かつ子供や孫がいないケースでは、兄弟姉妹に財産を受け継ぐ権利(相続権)が与えられます。

相続権を持つ兄弟姉妹がすでに死亡しているときには、兄弟姉妹の子供達(被相続人からみて甥や姪)は代襲相続人となり相続権を引き継ぐことができますが、甥や姪の子には権利が認められていません!

なお、被相続人の子供と同じように、相続権を持つ被相続人の兄弟姉妹が相続破棄の手続きを行ってしまうと、甥や姪も代襲相続の権利を失ってしまいます!

  • 被相続人の甥や姪の子供には代襲相続の権利が認められていない!

被相続人に子供がいない場合は、両親もしくは祖父母に相続権が与えられる!

被相続人の直系尊属にあたる両親が相続人であるケースで、両親が2人とも死亡しているときは、祖父母が相続人となり、両親と祖父母が死蔵しているときは、曽祖父が相続人となります。

※書類上では、両親や祖父母が相続人の場合、直系卑属(子・孫・ひ孫)や兄弟姉妹(甥・姪)のときのように代襲相続とはいわず相続人と記される!