信託銀行が行なう『遺産信託サービス』

被相続人が遺言書を作成し、死後、遺言の内容に沿った遺産相続を行なう為には、遺言執行者の指定は欠かせません!

公正証書遺言のひとつである『遺言信託』では、被相続人の依頼により、信託業務の認可を受けた銀行が公証人および遺言執行者となり、遺言の作成から死後の遺産相続の手続きについて一貫して行うサービスのことです。

遺言信託は、手続きやコスト面(手数料・保管料)のデメリットがある一方、遺産の管理や処分および遺言執行者の権限を自由に定めることができるメリットがあるので、自己の財産の一部および全部を特定の企業や団体に寄付したい場合や遺産の使い道や処分方法が予め決定している場合に有効な選択肢でしょう!

信託業務を扱う銀行には、三井住友信託銀行・三菱UFJ信託銀行・みずほ信託銀行など名称に”信託”と明記する銀行もありますが、名称に”信託”を明記しない銀行も存在している!

信託銀行では、遺言書の作成アドバイスや遺言書の保管、遺言の執行、遺産整理など故人では面倒な手続きを一括して有料で請け負うことがほとんど!※ 遺言書の作成手数料や遺言執行までの年間保管料が発生する他、遺言執行時には基本料金および遺産額に応じた報酬額が発生します!

信託銀行が扱っているサービスの種類

①:遺言内容の相談と確認(ほぼ無料)

ほとんどの信託銀行では、窓口にて遺言相談を受付けを行っており相談内容が複雑な場合は弁護士や税理士等のアドバイスが貰えることもある。

②:遺言証書の作成(作成手数料が発生)

信託銀行が公証人となり、公正証書遺言の作成する

③:遺言書の保管および遺言執行の引き受け(年間保管料が発生)

作成した公正証書遺言の正本を保管し、被相続人の死後、遺言執行者として遺産相続の手続きを行なう為の契約を行なう!

④:財産および相続人の照会

作成した公正証書遺言の内容について財産や相続人に変更がないか確認する

⑤:遺言の執行(執行基本料金および比例報酬額が発生)

被相続人の死後、遺言執行者である信託銀行が遺産の分割および処分を行なう

『遺産整理』は被相続人の死後、相続人が外部委託する手続き

遺産生理とは、被相続人が行なう遺言信託とは別に、遺産相続を円滑に進めるために相続人が被相続人の死後、外部に財産の調査や評価、遺産分割のアドバイス、遺産分割協議書の作成、不動産および預貯金の名義変更、相続税の申告・納税手続きなどを代行させるサービス!

手続き必要な料金は、基本料金と財産の評価額に応じた財産比例報酬が発生する!