相続時での遺産分割方法として、①:被相続人が生きているときに財産を受け取る『生前贈与』、②:被相続人の死後、遺言の内容に従い財産を受け取る『遺贈』があります。

生前贈与は被相続人と財産受取人の間で成立する『契約行為』

生前贈与では、贈る側と受け取る側の意思が一致した場合に財産の贈与が成立します。

つまり、贈り人が”財産をあげる”つもりでも、受取人が拒否すれば成り立ちませんし、反対に受取人が”財産を望んでも”贈り人が拒否すれば成り立ちません!

生前贈与のように、贈り人と受取人双方の意思が一致してはじめて成立する贈与を民法では「無償で財産を与える契約」と区分しています。

遺贈は、贈る側の意思だけを反映する一方通行の性質がある!

遺言による遺贈は、被相続人の勝手な意思で受取人を選び財産を与えるため、そこに受取人の意思はありません!

受取人の意志が反映されないのは、被相続人の死後、その存在が発見されて始めて遺言の内容が効力を持つという遺言独特の性質のため、受取人である法定相続人や第三者の意思が遺贈に反映されないからです。

ただ・・・遺贈による財産の受け取りには、遺贈を指定された側も「遺贈を承認するか、もしくは放棄するか」のどちらかを選択することができます。。。

ですがっ、放棄の意思表示を受け付ける期間は決まっている場合がほとんどなので、遺贈を放棄するなら早めに申請手続きを行なうこと!