【注意!】自筆証書遺言は書式や内容が条件を満たさなければ遺言が無効になることもある!




自筆証書遺言のメリットは、他人の意見を取り入れることなく、被相続人自身の意思を自由に反映できる点でしょう! この証書遺言の場合、証人を確保する必要もないため、遺言書作成の事実を秘密にするもできます。

ただ、メリットだけに着目すれば良いことだらけに思える自筆証書遺言ですが・・・

書き方や遺言書の内容について、一定の条件を満たしていない場合は、法的な拘束力が発生せず無効となってしまうこともあるので、作成時には法律に知識のある専門家からのアドバイスを得る必要があります。

それに、被相続人が遺言書を作成したことを、死後、相続人が知らなければ遺言内容は法的に効力を持ちませんし。。。

もし、発見されたとしても第三者の手によって、偽造や改ざんされてしまう危険性は大きいでしょう!

なお、自筆証書遺言が被相続人の死後、発見された場合は、家庭裁判所に提出して『検認』の手続きを受けなければ、法的な拘力を持たないので、遺言書に書かれた内容が無効となってしまうことも。。。

ちなみに、遺言書の入っている封筒に『封』がされていなければ中身を見ても構いませんが、『封』がされている場合、検認前に開封してしまうと無効となってしまうこともあります(汗)

遺言内容・日付・氏名などは全て被相続人が自筆で書き、押印をすること!

自筆証書遺言による遺言は、被相続人が自筆で全文を書かなければ遺言としての効力を持ちません!

もちろん、パソコンやスマホなどの電子機器を使って作成した遺言書は当然無効、被相続人が自分の音声や動画を録って残したとしても、それだけでは遺言として効力がなく、プラス証書遺言が必要となります。

自筆で書く遺言では、日付や氏名等についても被相続人自身が書き、押印しなくてはいけません!

日付は「○年○月○日」もしくは「満○歳の誕生日」のように作成した日付が特定できるように書くこと!※年については西暦でも和暦でも構いませんが、「○年○月」と日付が特定できない書き方は無効となってしまうので注意してください!

また、被相続人を表す署名については、戸籍上の実名以外にも被相続人本人だと特定できれば、ペンネームやアダ名などを使用しても構いません!

それと、押印に使う印鑑は必ずしも「実印」でなくても良いとされており、「認め印」や「拇印」でも構わないことになっていますが、第三者による偽造や改ざんの危険性を考えると実印が望ましいでしょう! 

なお、拇印については、死後、被相続人の拇印だと分かる証拠が残っていればよいのですが、大抵の人は拇印を別に残しておくなんて面倒なことはしません!

面倒な手続きの多い公正証書遺言を使用しない被相続人が、わざわざ拇印を別に残しておくなんてこと・・・やらないでしょう(汗)

書き間違いや内容の訂正するぐらいなら最初から書き直したほうがよい!

自筆証書遺言を作成中に、書き間違いや内容を書き直すなど、加除訂正する場合、法に定められている訂正方法を取らないと、遺言内容が無効となるので注意して下さい!

たとえば、文字を間違えたときは、間違えた文字を線で消し、訂正印を押した後「○行目の○文字を訂正し、○文字加入(もしくは削除)」と、文章の傍に、訂正したことが分かるよう記入および署名します。

ただ、さきほども書きましたが、訂正方法を間違えてしまうと遺言内容そのものが無効となることを考えると、最初から書き直したほうが無難かもしれませんね!

遺言を書く時に使う用紙や筆記用具の指定はありませんが、書くときに鉛筆やシャーペンを使うのは避けるべき・・・

自筆証書遺言の作成時に使用する用紙や筆記用具に法的な制限はありませんが、用紙は標準的なA4サイズで保存に強い用紙を・・・筆記用具については、第三者による改ざんを防止するためにも鉛筆やシャープペンといった消しゴムで消せるものは避けること!

自筆証書遺言を入れる封筒を封印については「しても」「しなくても」どちらでも良い!

自筆証書遺言を書き終えると、「遺言書在中」と書いた封筒に入れて保管することになりますが、その際、封筒を「封印する」・「封印しない」かは、法的にどちらでも構いません!

ですが・・・ 遺言内容の偽造や改ざんもしくは汚損を防止する意味でも封印をしておくことをおすすめします。

ただ、公正証書遺言以外の自筆証書遺言や秘密証書遺言では封印された封筒は、被相続人の死後、家庭裁判所での『検認』手続きを行なうまえに開封することはできません! 

被相続人の死後、封印された証書遺言入り封筒を開封するには、①:家庭裁判所に検認の手続きを申し出て、且つ、②:全ての相続人が立ち会ったうえで、証書遺言の入った封筒を開封することになります。

  • 自筆証書遺言はその名のとおり、遺言の内容・日付・氏名など全て被相続人自身が書かないといけない!
  • 日付・氏名・押印の3つのうち、どれが欠けても遺言として無効となります。
  • 自筆証書遺言による遺言は、被相続人の死後、家庭裁判所で『検認』手続きを行なうこと!
  • 封筒に『封印』がされていた場合、家庭裁判所に相続人全員が揃わないと開封することは出来ません!

    
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