法定相続人が相続税申告のために提出した財産リストについて、次に当てはまる場合は、必要に応じて税務調査が行われます。

①:被相続人が残した財産が一定額を超える額であった場合

②:提出された書類等に記載された財産リストの内容について、関係する金融機関への照会し、リストの内容に不備や疑念がある場合

なお、税務調査は、法定相続人が申告を行ってから早くて数ヶ月、長くて2年前後を目安に、被相続人の自宅で行われるのが基本!

税務調査では、約9割の人が申告漏れの指摘を受けてます!

この記事のタイトルにも書いていますが、相続税の申告をした人全体の約2割は税務署の税務調査が入り、そのうちの9割以上の人は申告漏れの指摘を受けている(-_-;)

以下のグラフは、国税庁のサイトで発表してる「平成20年度と平成21年度の相続税の調査事績」の一部。

グラフ内の「項目:③(非違割合)」をみると、税務調査が入った法定相続人のうち、申告漏れの指摘を受けた人の割合は、それぞれ85.3%(平成20事務年度)85.7%(平成21事務年度)となっているのが判るでしょ?

相続税の調査事項(国税庁)

【参考:相続税の申告(平成21年分)、国税庁より一部抜粋】

つまり、税務署の税務調査が行われた人の約9割に相当する法定相続人は、相続した財産についてなんらかの申告漏れを指摘されてます(=o=;)

申告漏れの指摘がもっとも多いのは「現金・預貯金」

次に、申告漏れの多い相続財産を調べたグラフの数値をみると。。。

申告漏れ相続財産の金額の構成比の推移(国税庁)

【参考:相続税の申告(平成21年分)、国税庁より一部抜粋】

もっとも申告漏れが多いのが①:現金や預貯金等で35.8%、続いて②:土地が19.1%および③:有価証券が16.7%、④:家屋3.5%。。。その他16.9%、(平成21年)となっているのが判ります!

実は。。申告漏れの指摘があった財産の多くは、被相続人しか知らないケースがほとんど!

ほらっ テレビでも徳川幕府の埋蔵金伝説なんてたまに特集くんでる番組とかあるでしょ、一度も見つかったことないけどさっ(-_-;) トドのつまり、財産が何処あるのかなんて、亡くなった本人しか知らないよってハナシ。。。

話が逸れましたが、税務調査によって指摘を受ける人のほとんどは、被相続人が残した財産の全体を把握していなかったケースが目立ちます

例えば、預貯金や有価証券および土地の名義人が法定相続人ではなく、第三者の名前で登録しており、財産リスト作成したときは、相続財産だと判らなかった場合。。。

上記のケースだと、相続税の申告者である法定相続人は、どうすることもできませんよね!! 知りようがありませんから(-_-;)

けれども。。。相続では、法定相続人しか知り得ない財産なんて普通に存在するのです。

なので、税務調査で申告漏れを指摘されるのはある意味・・・仕方のないことかもしれません(-_-;) 

ただね、相続税の期限内に申告しても、税務調査の結果、申告漏れを指摘されちゃうと「遅延税」や「過少申告加算税」などの罰則金を払わなくていけないのにはムカつきますが(;一_一)ムカッ