実家の片付けは、『やる気』があればなんとなるってもんじゃありません!

以前、わたしが遺品整理に関わったケースでは、次のようなことがありました。

認知の進んだ父を施設に入れる目処がついた、マス男さん(仮名)は贈与で手に入れた実家(一戸建て:3LDK)を、お店の資金調達のため売却することになり、意を決して「よし、今度の週末を利用して実家の片付けでもしてみるか・・・」とクルマで3~4時間はかかる実家へ足を運びました!

ところが・・・ 実家についたマス男さん(仮名)は、驚きのあまり・・・・ 立ちすくんでしまった。

何故なら、母に先立たれた父が、ひとりで暮らしていた実家の荒れようといったら、言葉では言い表せないほど、見るも無残な姿を醸し出していたからです(~_~;)ヤバッ

とりあえず、玄関のドアを開けると、そこには山積みになったダンボールが高々と積まれており、中にはいるのもひと苦労だったし、居間、寝室、台所、風呂場の有り様を確認するも、もう何年も掃除をしていないのか、あちこちにモノが散乱してるうえ、ホコリ臭いニオイが立ち込めていた(~_~;)ポワーン

実家の有り様をひと言で表現するなら、まさに『ゴミ屋敷』そのものであったといいます(汗)

当初、一日で片付けられると思っていたマス男さん(仮名)は、「こりゃー 今日中に片付くとは思えない・・・・・」 と途方にくれ、どうすればよいかと悩んだ挙句、妻のサザエ(仮名)にしばらく実家に泊まることを了承してもらい、手始めにできることから始めようと、作業日程表を作ることにした。

マス男(仮名)は、実家の片付けにかかる時間を7日~10日程で終えようと決め、逆算してスケジュールを組むことにしました。

その結果、(イ):両親や他の兄弟との思いでが詰まったアルバムやビデオテープなどの品物を見定めるために3日間(ロ):要らないモノの分別作業に3日間(ハ):不要品の処分に1日~4日・・・の時間を要すると考え実践することに!

マス男さん(仮名)が実家の片付けを行った際、作った作業日程は以下のとおり

  • 実家の片付けにかかる時間を7日間~10日間と決める
  • 最初の1日目→3日間は「思いでの品物」の選別に時間をかける
  • 次に4日目→6日目は、不要品の仕分け作業をする
  • 最後の7日目→10日目で廃棄処分を行なう!

1日目→3日目:不要品の仕分け作業を始める前に、思いでの品物を確認する!

マス男さん(仮名)が始めの3日間に取り掛かったのは、思い出の品物をひとつひとつ確認しながら「残すモノ」と「捨てるモノ」に分ける作業でした。

すると、幼いころのアルバムやビデオテープがわんさか出てくるじゃありませんか(汗) 

不思議なもんで、アルバムをめくると、当時の思いでが蘇り「そういえば、あの時の父さん、チョ~変顔してたワ」「小学校のかけっこでテンパりすぎて地面におもいっきりおでこぶつけたの、ビデオ撮られてたんだ(汗)」「うわぁ・・・・・ 中学卒業式のわたしの顔って、おさなっ まだまだイケ面じゃん」・・・・ などと、ひとりで一喜一憂し、気が付くと、あっ・・・という間に3日間は過ぎてしまったそうです!

マス男さん(仮名)曰く、「思い出の品物を仕分ける作業には、予想外に時間をとられるのを覚悟したほうが良いとのこと!」それと、片付けに使える時間は限られているので、長くても3日程で切り上げて、要らないモノの分別作業に移ることが大切なんだと!

※思いでの品物を仕分けるさい、注意したいのが家にある全てのモノに対し、『持ち物リスト』を作る必要はありません!

いいですか、あなたにとって本当に必要なモノは僅かしかありません! 要らないモノまでリスト化するのは、あなたの「やる気」を削ぎ落とすことに繋がるのでやらないで(汗) 無駄な作業でしかないから・・・・

4日目→6日:要らないモノの分別作業をおこなう

最初に3日間かけて「思いでの品物」について「残すモノ」と「捨てるモノ」に分ける作業を終えたら、4日目以降の作業はとても楽になります!

マス男さん(仮名)は、残りのモノについて「売れるモノ」と「売れないモノ」および「運べるモノ」と「運べないモノ」に仕分け、それぞれ「洋服」、「本」、「雑誌」、「紙ゴミ」、「電化製品」、「空き缶」、「瓶」、「割れ物」、「粗大ごみ」・・などカテゴリー別に分ける作業を行いました。

実家の片付けでは、最初に残すもの・・つまり「思いでの品物」を選別することで、残り物はほとんど不要品として考えることができるため、仕分け作業がとっても楽になるんですね!

なので、4日目→6日目の作業は、1日目→3日目の作業よりも早く片付くことがほとんど!

7日目→10日:要らないモノを廃棄処分する

「思いでの品物」の選別、「不要品の分別」の作業を終えたら、あとは廃棄処分をするだけ!

不要品の多さにもよるけど、大抵の場合、3日もあれば、ほとんどの不要品を処分することはできます!

マス男さん(仮名)の場合、自家用車のミニバン(セレナ)で廃棄処分場へ何度も足を運びぶこむようにし、冷蔵庫やタンス・食器棚などの大きな不要品などのみ、遺品整理業者へ処分を依頼しました。

その結果、遺品整理業者に委託する費用(一戸建て:3LDKで30万円以上)の3分の1(10万円前後)で、片付けを済ませることが可能に・・・

まぁ、3分の1(10万円前後)の価格にはマス男さん(仮名)の労働費や廃棄処分に掛かった運搬費、自宅から実家までの移動費など含まれていませんけどね!

結局、マス男さん(仮名)の場合、10日かかると予想した作業日程表よりも2日早い8日間で実家の片付け・廃棄処分を終えることができました。

ちなみに、マス男さん(仮名)のように、じっくり時間をかけて実家の片付けをするのは難しい人が多いので、実際には週末を使って片付けすることになるでしょう・・・・

その場合、早くても2・3ヶ月はかかることを覚悟すること!

ただし、時間が空くことで、モチベーションがさがり、つい、ダラダラと片付け作業をしてしまうなんてタイプの人は、2・3ヶ月どころか、半年~1年は片付け作業をすることになります!

えっ わたし? わたしの場合は、ダラダラと片付け作業してしまうタイプなので、無理してでも期間を決め片付けをしちゃいます(汗)

あなたもダラダラ派であれば、一気に集中して片付けをしたほうがいいかもしれませんね!