会葬御礼は、弔問に訪れた客に感謝を込めて渡す品物のことで、会葬礼状、清めの塩と一緒に渡すことが一般的です。多くは葬儀社の葬式プランにセットとして含まれているので遺族が準備する必要はありません!

弔問に訪れた客への返礼品は「供養品」ともいい、お葬式でご冥福をお祈りすることは、故人が生前に行なった罪を少しでも軽くするための供養とされていて、返礼品は故人を供養した客へ感謝の気持ちだといわれています。

最近では、葬儀社がすべて手配してくれることがほとんどです。会葬御礼の相場は1,000円ほどの品物が多く、昔ならお茶・砂糖・お酒などが定番でしたが、近ごろはブランドのハンカチ・ボールペン・コンビニのカードなどが人気があるようです。お葬式に訪れる人数がどれくらいか予測できないときは、返品可能な品物を選ぶようにしたほうがよいでしょう!

会葬御礼と香典返しは全く別物なので注意が必要です。

会葬御礼
「会葬」とは、葬儀に参列して弔意を表すことです。「会葬御礼」とは、お葬式に来てくれたことへのお礼の気持で渡す品物のこと!
したがって、通常は香典を持って来ていない客にも、故人を弔ったお礼に渡したほうがよいでしょう!
香典返し
忌明けに遺族が香典をいただいたお礼として品物を送ること、香典の本来の意味は相互扶助にあり、葬儀の費用を互いに補い合うためのものです。なので必ずしもお返しをしなければならないというものではありません!
また香典返しに用意する品物の費用は、いただいた金額の半額~3分の1くらいで済ますことが一般的です。
忌明けとは、仏式ならば四十九日の法要以降、神式なら五十日祭を過ぎたあと、キリスト教では忌中という考え方はありませんが、亡くなってから1ヶ月後の昇天記念日のあとに、仏式と同じように香典返しを送ることが多い!
即日返し
通夜や葬式の日に香典返しを渡してしまうもので、香典帳の整理をしなくてもすみ、配送料や送り忘れを防ぐこともあり便利ということで利用する遺族が増えています。 ただ、問題点として全員に同じ品を渡してしまうため、香典額に見合わないお返しになる場合があります。
こちらはあくまでも「香典へのお礼」なので、香典を持たずに通夜や葬式に参列した弔問客に渡さないように注意が必要です。

会葬御礼を行うときに出てくるQ&A

以下は、会葬御礼を行うときに出てくる疑問をQ&Aで紹介しているので参考にして下さい!

Q:会葬礼状に書く内容はどのように決めればいいの?

A:会葬・香典・供物などのお礼や葬儀中の失礼な行為に対してのお詫びを書きますが、お葬式を葬儀社に依頼するときは定型文が用意されているので難しく考える必要はありません! ただ自分で書きたい場合は、葬儀社の定型文を参考にして書くと文章がまとめやすい。

Q:会葬御礼に不向きな品物はどんなものですか?

A:できれば、持ち歩きに不向きなかさばるものや、重いものは避けたほうがよいでしょう!一般的にはお茶・のり、ハンカチといった軽くて持ち運びやすい食品や雑貨を用意することがほどんどです。

Q:亡くなった家族が生前好きだった品物を会葬御礼にしても大丈夫なの?

A:事前に準備できれば、葬儀社で対応してくれますが、会葬御礼はあくまで葬儀の参列してくれた客へのお礼なので、できれば忌明けに行う香典返しのときに送る品物として用意したほうがよいでしょう! 

最近は葬儀の参列時に香典を持たない客も増えているので、費用がかかる品物をお返しに使うときは予算面も考えて慎重に行うこと!