お葬式を葬儀社に依頼するときは、祭壇の用意・設置などの準備は必要ありません! ただし、供花や供物の手配や並び順については喪主に任せるところもあるので役割については確認しておいたほうが無難です。

祭壇を選ぶときに気をつけたいのが宗教の確認です。日本の葬儀の90%は、仏式で行われていますが、神式が約2%・キリスト教式が1%・新宗教が2%・無宗教が5%と他の宗教を信仰する家族もいます。

宗教が違うと祭壇のカタチや用意する物も違ってくるので、事前に確認をして間違えることのないようにすること!

仏式の祭壇は、香炉・花立・燭台[しょくだい]の三具足が基本。壇の上には本尊[ほんぞん]と遺影・位牌をおいて、両脇に花を飾ります。※使用する花は白菊を中心に白い花を用いるのが一般的です。

伝統的な祭壇は白木祭壇ですが、最近では生花を使った生花祭壇や、無宗教葬やお別れ会などに対応したシンプルな祭壇を利用する遺族も増えている。

祭壇の種類は段数や装飾品の内容によってランクが分かれており、それぞれ金額が異なってくるので自宅や葬儀場の大きさを考慮しながら、予算の範囲内で決めるようにすること!

遺影については、ひと昔前であれば正装で前を向いた写真を使うことが多かったようですが、現在では笑顔や怒った顔・普段着で横を向いている写真を使うケースも増えてきており、故人の自然な表情を遺影として使うとよいでしょう!

なかには、生前に故人が希望したからといって、顔が全く見えない後ろ向きの写真を遺影に使いたいと話す遺族もいて、返答に困ることもありました(汗)

まぁこのようなケースは珍しいですが、コスチューム姿の写真や、聖飢魔IIのデーモン小暮閣下のようなメイク姿の写真を使う遺族もおられるので、ケース・バイ・ケースで後で困らないように写真を選ぶのがよいと思います。

私的な意見としては、亡くなってから故人の写真を探すよりも、生前に遺影写真を撮影できるサービス等を利用して準備をしておくと、納得できる写真を用意でき遺族も葬式の時に慌てなくてすみます。

祭壇を選ぶときに出てくるQ&A

以下は、祭壇を選ぶときに出てくる疑問をQ&Aで紹介しているので参考にして下さい!

Q:斎場を選ぶときに気をつけることはありますか?

A:自宅で行うか斎場を選ぶかで対応が変わりますが、通常は交通の便・規模・予算・設備・日程などを考慮して決める事がほとんどです。また予算内で行いたい場合は地域の公民館や近くの公共施設を利用するのも良いでしょう。

ただし、その場合は付近の住民に迷惑にならないように、駐車スペースの確保や交通車両の誘導などの経費がかかる場合もあるので、事前に葬儀社と相談して割り振りをきめること!

Q:死装束は故人が気に入っていた服を着せてあげたいんだけど大丈夫?

A:以前の仏式の場合では、納棺の前にご遺体の衣類を死装束[しにしょうぞく]に変えることが多かったようです。

ですが、近年、故人が生前に愛用していたドレスやスーツなどの衣類を着せ、その上に経帷子[きょうかたびら]を掛けるケースが増えてきてます。

なので、故人の好きだった服を着せることを希望するのなら、事前に葬儀社と相談することをおすすめします。

Q:親戚に供花などを出してもらいたいけど頼まないといけないの?

A:生前の付き合いが親しければお願いしてみてはどうでしょうか? ただ、その時に気をつけたいのが、花輪や樒[しきみ]などは、場所によって飾れないことがあるので、あらかじめ「供花は生花のみにする」と決めておくことです。

その一方で、依頼する相手には供花の条件を告げるか、または供花を贈るさいは葬儀社を通して贈ってもらうようにすること!

Q:供花を並べるときの順番って決まっているのでしょうか?

A:通常、供物・供花などを並べるときには、特別な関係がある人を優先して棺に近い所から並べ、それ以外は供物帳に書いた申し込み順か、もしくは五十音順にして順不同で並べる場合が一般的です。

例えば、棺に近いところから、故人と縁が深い順に並べていき、身内・親類など血縁の濃い順・友人や仕事関係といった順に並べていきます。

屋外に花輪を並べる際も基本的には同じで、玄関側に近いところは故人と関係の深い順番に並べるとよいでしょう!