「うまい話には裏がある。」とは葬儀費用について指しているのかもしれません!タイトルに書いたとおり、最近では「葬儀費用一式○○万円」と書いて、利用者の心をつかもうとする葬儀社の広告をよく見かけます。

ですが、実際には葬儀費用の他に、通夜から葬儀・告別式までの飲食接待費やお経・戒名・お布施などの寺院に支払う費用は、利用した遺族が負担しなければいけないお金なんですね!

2014年のお葬式費用の全国平均は約199万円で、内訳が葬儀費用一式「122万円」・飲食接待費「33万円」・寺院へ支払う費用「44万円」と葬儀費用一式の他に77万円も経費が必要。

それでも2006年の全国平均「231万円」と比べると、約30万円近くも費用が安くなっています。要因として、飲食接待費と寺院へ支払う費用にはあまり変化がみられませんが、葬儀業界の競争の激化によりサービスの質は向上したが、葬儀費用一式の価格が下落していることが関係しているのではないでしょうか?

後悔しない為に、お葬式にかかる費用の仕組みについて理解しておく

冒頭でも書きましたが、葬式にかかる費用は、3つの項目に大きく分けて考えることが大切です。

葬儀一式費:お葬式費用の約60%以上を占めている

主に祭壇や花、会葬御礼状、火葬料や霊柩車・司会の人件費など

お葬式を依頼する葬儀社によりますが、最近では葬儀一式○○円という「セットプラン型」や葬儀内容を選ぶことが出来る「フリープラン型」の2種類を提案する所が多いようです。

生前から葬儀社やプランを決められるのであれば「フリープラン型」で思い通りのお葬式をあげることができると思いますが、ほとんどの場合、家族が亡くなってから葬儀社を探すことが多いので「セットプラン型」を選ぶことが多い。

ただ、セットプラン型とフリープラン型とでは、どうしてもフリープラン型の方が金額を抑えることができ、尚且つご自分の理想に近いお葬式が可能。

できるならば元気なうちに、複数の葬儀社から見積もりを取り寄せ「もしもの時」についての備えをしておくと、残された遺族の負担を減らすことにも繋がります。

飲食接待費:お葬式費用の約10~20%を占めている

通夜から葬儀・告別式までの飲食費や接待費の他、香典返しや会葬御礼品・通夜ぶるまいや精進落としの代金など

飲食接待費は、通夜や葬儀・告別式に参列する人数によって必要になる経費が決まってくるので、出費を抑えたいのであれば、家族や親しい仲間内で葬儀を行う家族葬を利用するのもひとつの選択肢です。

ただし、その場合は参列されなかった方にアフターフォローをする必用が出てくるので十分吟味してお葬式のタイプは決めること。

寺院へ支払う費用:お葬式費用の約20~30%を占めている

お経や戒名の代金やお布施の他、お寺で葬儀をする場合は会場使用料も必用になる

読経料や戒名料の他に御車代・御膳料の謝礼を僧侶に支払ったり、寺院を利用したときに支払うお布施などが、ご臨終を告げられてから葬儀・告別式の日までに必要となる最低限の費用になってくる

その一方で、宗教を利用しない場合は費用は不要ですが、宗教を利用せずに無宗教葬を選んだがために、不満を持つ親族と内輪揉めをして、葬儀のやり直しをおこない、更に費用がかさむといったケースも発生しています。

葬儀費用でトラブらない為に知っておきたい4つのポイント

納得のいくお葬式をしたいと考えているなら、家族が亡くなってから慌てるのではなく生前から「もしもの時」に備えてお葬式の事を考えておくことです。

どんなプランがあるのか、自分や家族にとってふさわしいお葬式とはどのようなスタイルなのか?気になった葬儀社から見積もりを取り寄せて吟味したり、お世話になっている壇家や菩提寺などがある場合は、お寺の住職と相談して葬儀の準備をしてみてはどうでしょう

納得行くお葬式をするための4つのポイント
1:最低でも3社の葬儀社から見積もりを取り寄せ、比較検討すること
2:チラシや取り寄せた見積もりに書かれている基本料金には何が含まれていて、何が含まれていないのか、商品やサービスについて必用なものは何かを確認して、料金やサービスを把握しておくこと
3:葬儀社スタッフに質問して、不要なサービスは取り除くように、反対にこれだけは入れて欲しいというサービスがあれば相談して価格交渉することも忘れずに!
4:これは一番大切な事ですが、決してその時の情に流されてはいけません!
相手は葬儀のプロです、時にはあの手・この手を使って契約を取ろうとつけ込もうとする事があります。理不尽な要求をされたとき、キッパリと断る勇気をもって接すること