お葬式が済めば、それで終わりではありません!むしろお葬式の後にやる事の方が多く、故人の命日から数えて四十九日目の「忌明け」の法要も、僧侶に読経を依頼したり、親族や友人・知人を招待して故人を手厚く供養します。

仏教では、亡くなってから四十九日の間、死者はこの世とあの世を行き来していると考えられていて、この期間に7日毎に法要を行ない供養することで、成仏を手助けするといわれいます。「忌明け」の日である四十九日目は、死者があの世へ旅立つ重要な忌日とされており、手厚い供養を行なうことで、死者は安心してあの世へ旅立っていくといわれている。

以前の法要は、故人が亡くなった日を含めて7日目を初七日と決め、以降7日ごとに計7回(四十九日の間)行うのが一般的でした。ですが、最近では初七日法要を告別式当日に行ない、そのあとは省いて「忌明け」である四十九日法要のみを行う遺族が増加する傾向がみられます。

忌明け「四十九日法要」の準備は僧侶と日程を調整するのが先!

命日から数えて四十九日目が休日や祝日であれば、日程を調整する必要はあまりないと思いますが、平日であった場合は親族や友人などの仕事の都合も考慮しないといけないので、どうしても休日などにずらす必要が出てきます。

それと、日にちをずらす際は、忌明けの日よりも前を選ぶこと!忌日を過ぎて忌明けを行うことは、仏に失礼な行為とされているので絶対にしてはいけません!

忌明けの日程は、寺院へうかがい僧侶の都合と照らし合わせながら決めるとよいでしょう!また忌明けを自宅ではなく寺院や会場を使用する場合は、予約状況も考慮しながら決めて下さい!

忌明けの日程が決まると、次は法要の案内と会食の手配!

忌明けの日時や場所が決まると、参加人数を決めて案内所を送ります。また、会食を行う場合や、参列者から御仏前や供物をいただく場合もあるので、早めに参加人数の確認をおこない、料理や返礼品の手配をしておくと後で慌てません!

事前に準備しなければならないこと
引き物の用意
僧侶への読経お礼、お車代、場合によっては御膳料を包む
卒塔婆の申し込み
法要案内状の作成と送付
会食場所の予約※自宅なら必要ない!
納骨する場合は、準備をしておく

施主と遺族の忌明け当日の服装は喪服か地味目の服が一般的ですが・・

施主や遺族は、忌明けから三回忌(満2年)の法要時には、喪服を着ることが多い。ただ、これといった決まりはないので、地味めな服装でも大丈夫。

とはいっても参列者よりラフな服装は控えるようにすること。また最近では、案内状に「平服でお越しください」と記して、和やかな雰囲気で法要を行う施主も増えています。

お布施はいつ渡すの?また包む謝礼金の相場はどのぐらいなの?

僧侶への謝礼は、法要前に渡すのが一般的。渡すときは白い封筒か奉書紙に包み、表書きは「御布施」または「御礼」と書くこと。寺院によっては別途「御車代」や「御膳料」を用意する場合があります。

謝礼金の額は寺院によって違ってくるので、法要を依頼する時に確認しておくこと! これはあくまで目安ですが、御布施は3万~5万円、御車代はひとりにつき5千円~1万円、御膳料は5千円、塔婆料は3千円~5千円程かかるようです。

法要のときに出てくるQ&A

以下は、法要のときに出てくる疑問をQ&Aで紹介しているので参考にして下さい

Q:忌明け法要は命日から49日を過ぎて行なってはいけないのですか?

A:忌日(49日)を過ぎて忌明け法要を行うのは仏に対する侮辱と捉えられるので、必ず49日より前の日を選んで、忌明け法要は行なって下さい!

Q:要を自宅で行う場合に気をつけることはありますか?

A:出席者が多かったり、家の中が狭い場合は、回し焼香ができる香炉の準備をしておくこと!また、出席者の車がおける駐車場の手配と、ご近所の方へ気配りを忘れずに!

それと、僧侶が自宅までの道をわからないようであれば、迎えにいくとよいでしょう!

Q:卒塔婆は必ず必要ですか?

A:卒塔婆はご先祖様、故人を供養するためのものです。基本的には故人ひとりにつき、家族個人が1本ずつ建てる場合や、家族一同、兄弟一同などひとマトメにしても構いません! 

それと、卒塔婆を建てるのは必要かといわれると、”決めるのは本人次第”としか答えられません!結局は、供養する本人の気持ちしだいでなので、必要と思うのであれば建てることです。

Q:喪服は何回忌まで着ればよいの?

A:一般的には施主や遺族は三回忌まで着るようです。ただ、最近では、忌明け法要(四十九日)を過ぎての法要には、平服でおこなう施主も増えています、なので、喪服を着たくない場合は、遺族や友人に送る案内状に「平服でお越しください」と記して送るのを忘れないで下さい。